成長期の肘や膝のケガは、まだ骨格が発達していない小・中学生の子どもに多いです。
初期では、痛みや自覚症状の少ないことも多く、発見が難しく、異変に気づいた時には症状がかなり悪化してしまっていることもあります。
そこで今後、ボランティア活動として「エコー(超音波画像観察装置)を使った、肘や膝の観察会」を行っていきたいと思います。
特に「野球肘外側型」は要注意のため、発見出来た場合は、早期に「スポーツクリニック・スポーツ整形外科」へ紹介致します。
場所・日時
対象:チームでも個人でも結構ですので、5名程度でお問合せください。
場所:南紀鍼灸接骨院
日時:施術が休みの日時になりますので調整させて頂きます(例えば、日曜日、水曜日の夕方など)。
ボランティア活動です(施術時間内に関しては、施術と合わせて有料でさせて頂いております)。
野球肘 外側型
- 投球動作の繰り返しで肘の軟骨や靭帯に負担がかかることで起きるスポーツ障害の1つです。特に成長期の小学校高学年から中学生にかけて起きやすいと言われています。
- 上腕骨小頭という肘の外側の軟骨が剥離する離断性骨軟骨炎(OCD)は、はじめのうちは症状がなく、痛みが出てきた時には手術が必要になることがあります。→発症率は野球をしている小中学生の50人に1人ほどと言われています。
オスグッド
・サッカーやバスケットなどのスポーツをする学生に多く見られます。
膝お皿下の脛骨の痛みや膝裏の痛みを感じます。スポーツでジャンプや屈伸を繰り返すことにより、
大きな衝撃が膝(脛骨)付近に生じ、脛骨粗面付近に炎症が生じます。
・脛骨粗面に存在する骨端核に機械的牽引力がかかることに起因するとされます。このため10 – 15歳の
活発な発育期に多く発生し、運動時に症状が強く現れる。
エコーを用いることで、症状が出ていない段階でも早期に病態発見し、治療・スポーツクリニック紹介に移行することが可能になります。
接骨院内でのエコー(超音波画像観察装置)の使用について
超音波検査については「厚生労働省」により、
「柔道整復師が施術に関わる判断とする超音波検査については、柔道整復師の業務の中で行われることもある」
「柔道整復師が施術に関わる判断の参考とする超音波検査は施術所で実施しても関係法令に反するものではない」
「柔道整復術適応の臨床的判定カリキュラム(医用画像の理解含む:柔道整復師の適応で得た知識を活用し、臨床所見から判断して施術に適するケガと適さないケガを的確に判断できる能力を身につけ、また、安全に柔道整復術を提供するために医用画像を理解する)追加」
とされ、認められています(当然、柔道整復(接骨院)の業務範囲以外の行為はダメですが、、、)。
お役に立てるとうれしいです!
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ケガの早期発見、損傷程度、治癒具合などを確認するのに、とても有効です!
#医接連携とても大切